強靭な身体を作るハリウッドスターのスクリーン映えする肉体作りの秘密

筋骨隆々の強くカッコ良いアクションスター!!というと、日本人よりも海外のスターが先に頭に浮かぶ人が多いのではないでしょうか?
少し前までは、政治家に転身したシュワルツネッガーさん、ロッキーで有名なシルベスタ・スタローンさんなどが有名ですが、最近でいうとドゥエイン・ジョンソンさん(元プロレスラーのロック様)が「この身体がヤバイ!!」という肉体派のアクションスターの筆頭ではないでしょうか。
他にも、映画の役作りで素晴らしい肉体を披露している俳優さんはたくさんいますが、そこに共通するのは肉体作りにおける強靭な精神力です。
ハリウッドスターたちがどのようにトレーニングしているのか、何名かの実際のトレーニングメニューを紹介していきたいと思います。
ドゥエイン・ジョンソンさんのトレーニング
ワイルド・スピードやジュマンジ、ヘラクレス等の映画でも知られているドゥエイン・ジョンソンさんはプロレス一家に生まれた肉体サラブレットとも言える存在です。
優れた遺伝子を持っているのは間違いないと思いますが、トレーニングに向き合う姿勢は実直そのもので、継続性が大切ということを教えてくれます。
基本は週5の部位別トレーニング
ドゥエイン・ジョンソンさんのトレーニングは週5回で、週2回は休息日にあてているそうです。
肩、背中、脚、腕と腹筋、胸を5分割で曜日別に集中トレーニングする方法をとっており、初級者というよりも中級者・上級者向けのトレーニング方法となります。
毎日40〜50分程度のランニングも含まれますが、動けなくなるほど高負荷なトレーニングというよりも中負荷のトレーニングを行っている事が特徴です。
アクション映画でのカッコ良いアクション、立ち回りを実現するためにも、ただ大きいだけで俊敏性に欠ける身体にならないよう中負荷のトレーニングを繰り返す方式をとっているようです。
とはいっても、セット数はそこまで多くありません。
分割トレーニングを中負荷で続けるだけでもあの肉体を実現できるのは驚きですね。
なお、ドゥエイン・ジョンソンさんは筋トレのBIG3と呼ばれる基本の「ベンチプレス」「スクワット」「デッドリフト」等をやっていません。
これは怪我のリスクを考慮してのことだそうです。
食事は1日5000kcalオーバー
ドゥエイン・ジョンソンさんの身体を作り上げているのはストイックかつ計画的なトレーニングだけではありません。
日々の食事も常人では真似できないメニューを消化していて、その総カロリーはなんと5000kcalオーバー。
1日5食〜7食と言われる食事メニューは、魚やお肉、野菜、さつまいも等に加え、しっかり炭水化物もとっていて、お米も食べますし、時には大量のパンケーキなどを食べる事もあるようです。
タンパク質を多めに、炭水化物、脂質もバランスよくとっていて、当然、過度な糖質は控えているようですね。
ドゥエイン・ジョンソンさんのような身体を作り上げるためには、トレーニングの一貫として食べることにもストイックに向き合って行く必要がある事は間違いないようです。
ヒュー・ジャックマンさんの肉体作り
様々な作品に出演している事や甘いマスクのイメージから、ヒュー・ジャックマンさんに筋骨隆々なイメージを持っていない人もいるかもしれませんが、X-MENシリーズを見た人なら、その惚れ惚れする肉体美が目に焼き付いていると思います。
あの無駄のない筋肉、腕から浮き出た血管、それでいて優しく甘いマスクの持ち主となると、筋肉好きの女子ならず、みんな憧れてしまいますよね。
X-MENではウルヴァリンという超人的な肉体を持つミュータントを演じていますが、その役作りで行ったトレーニングメニューは過酷そのものでした。
ヒュー・ジャックマンさんもドゥエイン・ジョンソンさんと同様、一日5回以上の食で合計4000〜6000kcalを摂取。
曜日別に鍛える部位をわけて集中トレーニングを行ったそうです。
ドゥエイン・ジョンソンさんとの違いは、トレーニング後は動けなくなる程激しい高負荷なトレーニングを実施している事です。
また、食事では炭水化物の量を制限し、ゴツくなり過ぎない引き締まった肉体づくりを意識していたそうです。
ギリシャ彫刻のようと言われる究極の肉体美を作り上げるためにはやはり強靭な精神力が必要ということですね。
まとめ
今回は肉体派で有名な2名のハリウッドスターの例をご紹介しましたが、共通するのは部位別に曜日を分けてメニューを組み立てる分割トレーニングを行っていること。
また、どのような肉体に仕上げるかを意識した計画的な食事メニューを組み立てているということでした。
自分の肉体と真摯に向き合っているからこそ考案出来る独自のトレーニングメニューやスタイルも含まれますが、ハリウッドのアクションスターのような肉体を目指す方は、分割トレーニングなど、真似できるポイントを取り入れていくのも良いと思います。
継続可能なメニューから徐々に負荷を上げていきましょう。